6億円どこ行った?立川・現金強奪犯片割れ逃亡中

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   東京・立川市の日月警備保障立川営業所から過去最高額の6億400万円を強奪した2人組ひとりが逮捕され、もうひとりは指名手配された。

   手際のいい手口や強奪した金額の大きさから、大胆で綿密な犯行と思われたが、犯行からわずか20日足らずでご用となった。逮捕のきっかけは犯人の間抜けな行動だった。

犯行前後の携帯電話に10人

   強盗傷害と建造物侵入の容疑で逮捕されたのは、住所不定の植木秀明容疑者(31)、指名手配されたのは同じく住所不定の渡辺豊容疑者(41)。2人とも暴力団と関係があるという。

   2人は5月12日(2011年)午前3時5分ごろ、カギの壊れた営業所北側の窓から侵入、仮眠していた宿直の男性社員(36)を粘着テープで縛って金庫室の暗証番号を聞きだした。金庫室から現金の入った70袋をわずか5分間で運び出し、車で逃走した。

   侵入から逃走までわずか15分という手際の良さだったが、間抜けなところもあった。

   警視庁によると、八王子市内のコンビニの防犯カメラに犯行に使ったとみられる粘着テープを購入する2人組の男が映っていて、調べたところ植木と渡辺だった。植木は日野市の実家にいたところを逮捕された。

   また、2人が持っていた携帯電話の通話記録を調べたところ、犯行前後に10人以上と連絡を取り合っており、これら複数の人物が犯行に関与したとみて調べている。

   キャスターのテリー伊藤「計画性がある部分と稚拙な部分が2つ重なっているので、いずれ全員が捕まりますよ。それにしても、杜撰な警備会社やそんなところと取り引きしていた中央郵便局も責任を問われます」

   司会の加藤浩次は「6億円はどこに行ったのでしょうね」と強奪されたカネの行方を心配していた。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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