音楽大や個人が寄贈
そこで、渡邊先生が目を付けたのが文部科学省のホームページに開設されていた「東日本大震災 子供の学びポータルサイト」。ここに吹奏楽部のための楽器の提供を呼びかけたのだ。
「反応はいち早く現れました。東京の音楽大学や遠く離れ九州の学校から、個人の方からも寄贈されました」と渡邊先生。コンサートでは、こうして全国から寄せられた善意に感謝のメッセージとして、いきものがたりの「ありがとう」で幕を閉じた。
司会のみのもんた「日本人もまだまだ捨てたものではない。みんなが被災された人たちのことを心配している。嬉しいじゃありませんか」
コメンテーターの若狭勝(元東京地検特捜部公安部長・弁護士)「こういう目に見えない小さな善意が被災した人たちの大きな支えとなっている。これを忘れてはならない」
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト