首都直下地震そのとき帰宅できるか?3・11でわかった「慌てて帰るな」

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歩いて帰宅が一番危険-火災、沿道支援もなし

   「直下型のときは歩いて帰ってはいけない。危険だ」とリスクコンサルタントの指田朝久さんは言う。まずは火災の危険だ。都心から5~15キロ圏内は木造家屋が集中している。火災の発生で引き返すと後続の人とぶつかる。しかも、今回は助けてくれた地元の人も直下型だと被災者だ。

   もうひとつは車の渋滞。東日本大震災では警視庁・交通管制センターの掲示板は午後8時には全ての道路が渋滞を示す赤になった。「全面真っ赤になったのは、センター始まって以来」という。

   「救急、消防が動けないと命にかかわる。渋滞が加害者になってしまう」と指田さんはいう。現に、地震で駐車場が崩れて10人が死傷した町田の現場に、救急車が到着したのは1時間半後だった。郊外の町田でだ。

文   ヤンヤン
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