韓国人気アナ自殺「恋愛赤裸々告白」にネット集中砲火

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   韓国の人気女子アナがプロ野球選手との交際をブログで赤裸々に告発したばっかりに、インターネットで誹謗中傷の集中砲火を浴びて投身自殺した。自殺したのは、直前までMBCのスポーツ専門チャンネルでアナウンサーとして活躍していたソン・ジソン(29)。自宅マンションの19階から飛び降り頭蓋骨陥没骨折で死亡した。

年下プロ野球選手に「断れませんでした」

   自宅には彼女が書いた次のような文章が残されていたという。

「胸が張り裂けそうな憂うつ感、未来に対する不安感、ツイッターの1文字1文字が記者の獲物になると思わなかった。私はあの子のために胸が痛むのをこれ以上我慢できない」

   発端となったのは今月7日(2011年5月)、ジソンが自分のブログに載せた7歳年下のプロ野球選手、イム・テフン(22)=斗山ベアーズ投手=との出会いや別れを記した告白だった。

「この世界にいると好きだとか会いたいとか言ってくる選手たちがたくさんいます。テフンもそのひとりでした。ふたりでいるとキスしそうになったり、付き合おうとせがまれたりしました。(1年前に車の中で)あの子はキスをしたいと迫ってきたのです。それまでは無視することが多かったのですが、私はその時(テフンが)大好きだったので無理でした。そしてキスをしてあげました。2度目のキスが問題でした。雰囲気がおかしくなり、あの子は私を引き寄せました。結局、断れませんでした、何も」

   ブログには、その後ふたりが大人の関係になるとテフンの態度が冷たくなっていったことが隠さず書かれ、「もう憎たらしいあの子にこれ以上会う自信もない。私から離れます」と告白していた。

ブログに「もう楽にして」

   ジソンへの誹謗中傷が書き込まれたのはこの告白が書かれた直後から。「赤裸々過ぎる」「お前が悪い」…。

   そして3時間後にジソンはブログで、「テフンと私はとても仲のいい弟と姉さん。ブログ(の告白)は事実でないの」と、別人が書いたと主張。さらに、「飛び降りようとしたがとても怖く、首を吊ろうとしたがとても痛い。もう楽にして」と自殺をほのめかした。

   この時は、ファンの通報により警察が出動して無事だったが、ジソンは騒動を起こしたとして番組を降板させられ、テフンも2軍落ちになった。

   さらに、自殺前日の22日にテフンが、「ジソンとは恋人関係ではない。野球のみに専念したい。球団に迷惑がかからなければいい」とコメントを発表。交際を否定されたのが引き金になったのか翌日、自ら命を絶った。

   警察の調べでは、ジソンは自殺する直前に病院でうつ病の診断を受けていたという。失恋によるうつ病のところへ誹謗中傷の追い打ちで、耐える力が失せたのかも。警察ではブログの告白文はジソン自ら書いたものと断定している。

   タレントのはるな愛が正直に、「私には男と女の関係は分からないですが、自殺は本当にやめてほしい」

   キャスターのテリー伊藤「こういうことを書いたら叩かれることは冷静な状態だったら分かるはず。それでも書いたのは精神的にバランスを崩していたのかもしれないね」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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