テレビから消えた「津波に襲われる人々」「運ばれる遺体」事実より無難の追求

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いかにも紳士だった児玉清「生涯の50冊」

   俳優で無類の本読みの児玉清さんが亡くなった。私も以前、2時間ほど対談をしたことがある。紳士というのはこういう人をいうのだ。

   文春の「児玉清 生涯で本当に愛した『黄金の50冊』」が興味深い。藤沢周平「蝉しぐれ」から、南條範夫「駿河城御前試合」、徳田秋声「縮図」、ディック・フランシス「再起」、アーサー・ヘイリー「殺人課刑事」、ギャビン・ライアル「もっとも危険なゲーム」などが並んでいる。

   児玉さんはおもしろい本が好きだったし、それを見つける目を持った人だった。まだ読んでいない本が何冊かある。読みながら児玉さんを偲んでみよう。

   蛇足だが、文春の「原色美女図鑑」綾瀬はるかがセクシーでいいよ。

元木昌彦

元木昌彦プロフィール
1945年11月24日生まれ/1990年11月「FRIDAY」編集長/1992年11月から97年まで「週刊現代」編集長/1999年インターネット・マガジン「Web現代」創刊編集長/2007年2月から2008年6月まで市民参加型メディア「オーマイニュース日本版」(現オーマイライフ)で、編集長、代表取締役社長を務める
現在(2008年10月)、「元木オフィス」を主宰して「編集者の学校」を各地で開催。編集プロデュース。

【著書】
編著「編集者の学校」(講談社)/「週刊誌編集長」(展望社)/「孤独死ゼロの町づくり」(ダイヤモンド社)/「裁判傍聴マガジン」(イーストプレス)/「競馬必勝放浪記」(祥伝社新書)ほか

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