赤江「珠緒の部屋」黒柳徹子と爆笑おしゃべり「あなたPTAのお母さんみたいね」

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   黒柳徹子の「徹子の部屋」は36年間無休、ゲストは延べ9000人以上。同一司会者による長寿番組としてギネス記録をもつ。きょう(2011年5月26日)が8981回目で、ゲストが当番組の司会の羽鳥慎一というので、赤江珠緒キャスターが「Aウーマン」コーナーで取り上げた。

「羽鳥慎一って金太郎飴なんです」

   収録直前の黒柳の控え室に突入。机の上のメモには、羽鳥についてディレクターから得たデータが13枚ぎっしりだ。毎回この聞き取りに1時間かけ、1日に5人分収録というからすごい。ただ、黒柳は羽鳥については「男性アナ好感度1位」という以外はあまりご存じない様子。「どういう方?」と赤江に聞く。その答えがいい。

「こんなに調べていただきましたけど、そんなに中身は深くなくてですね、金太郎飴みたいに切っても切っても好青年。なんだ!みたいな」(スタジオ大笑い)

   本番では黒柳が羽鳥を迎えに行って一緒にスタジオへ。毎回、だれでもそうだ。入口で堅くなってる羽鳥に 赤江が「堅いじゃないですか。大丈夫、私が羽鳥さんのいいところをばーんと言っときましたから」なんて口からでまかせ。

「ご結婚は?」「3回くらいしようと思ったことある」

   収録が終わって赤江が飛び入り。「どうでしたか羽鳥は?」に、「あなた、なんかもうPTAのお母さんみたい」と黒柳。そこで赤江は「珠緒の部屋」ともじって、同じセットで黒柳にインタビューした。これが面白だった。お笑いの友近がやったパロディーも出色だったが、赤江の切り口上もなかなかだ。リンゴヘアとパンダ柄のワンピース。まず「健康の秘密」を聞くと、ジャイアント馬場にすすめられたスクワットだという。さっそくそれをやってみると、

  

   赤江「しんどいですね」

   黒柳「これを50回よ」

   赤江「ちょっと何か生まれそうな…」

   黒柳「生みなさい!」(爆笑)

   黒柳は「普段は低い声で、声帯を調べてもらったら、『こんなに使ってるのにこんなきれいな』といわれの。掃除・洗濯はしない。休日は出歩く」と早口が止まらない。

   赤江「人に会いたくないと思うことはありませんか」

   黒柳「もともと嫌だなと思う人のそばにはよらないですから。会いたいと思う人にしか会わない。簡単」

   死ぬまで病気をしない方法は、「嫌な仕事はしないこと。みなさんに見ていただきたいものしかやらないこと」だそうだ。

   赤江「ご結婚は?」

   黒柳「ありますよ、3回くらい結婚しようと思ったこと。これはご縁のものでうまくいかなかった。望みは捨てないです」

   VTRが終わるとスタジオは拍手喝采。赤江は「人はだれもいいところがある。そのいい所を見つけるのが本当に得意な方」という。

   羽鳥「自分が楽しくないと楽しくならない」

   松尾貴史(タレント)「八百屋さんが野菜を売るように、楽しさを売る人は楽しくないといけない」

   玉川徹ディレクター「このVTRを全てのテレビ関係者に見てもらいたい。伝えたいと思ったものだけを伝えているか、テレビはと」

   最後に黒柳の言葉を紹介した。

「好奇心ほど人を生き生きさせるものはない」
文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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