トラッキング現象が原因か
しかし、今回の火災でタコ足配線のあったのは消費電力が100ワット程度のパソコンで、3台でもたかだか300ワット。皆が寝静まった深夜ならそれも使っていなかったはず。
専門家によると、トラッキング現象の可能性があるという。「タコ足配線は元のコンセントを抜かないケースが多い。そこにホコリや湿気の影響を受け、消費電力に関係なく放電が起こり発火する」現象である。また、延長したコードは家具などに傷つけられた部分から発火するケースもある。
弁護士の本村健太郎「うちなんかコンセントからコードを引っ張ってその上を平気で歩いていますからね。まずいですね」
司会の加藤浩次も「束ねていますよね。コードを長くしておくと傷つけるし、やっぱり元のコンセントを抜くしかないのかな」と言う。
ちょっとした盲点だが、商品を販売する側ももう少し注意を喚起する工夫が欲しい。
モンブラン