「教えない」「質問受けない」-天才作るユニーク算数教室「強育法」

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「教師」は高校中退、進学塾退職の51歳

   向上心がない家族が嫌いで高校を1年でやめ、大検で早稲田の第1文学部へ。卒業後は大手進学塾の講師になったが、33歳で辞めた。組織が嫌で、以来独歩を続け、パズルづくりに明け暮れる。講演で教え子の結婚に贈った言葉を紹介した。

「子どもに無理難題を押し付ける悪い親をたくさん見てきました。そんな親になってはいけません。子どもの痛み、悲しみ、苦しみに共感できるよいお母さんになってください。後ろで撮影しているのは、私が23歳 の時の教え子です。『モーニングバード』で放送するそうです」

   羽鳥「(私と)共通するのは4時半に起きていることだけだった」(笑い)

   撮影したのが遠藤行泰ディレクターで、小学6年のときに通ったという。

   羽鳥「塾といっていのか」

   遠藤「私の時はまだパズルがなくて、熱血教師でしたが、私は中学に受からなくて、 先生は『なまじ教えてしまったから受からなかった』といっています」(笑い)

 

   教えると考える時間を奪ってしまうからだという。面白い人がいる。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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