「なんでこうなってしまったのか。はっきりした理由はないと仰ってるんだよね」と、司会の小倉智昭。脚本・演出家の三谷幸喜と女優の小林聡美が離婚したとのニュースである。
番組はこの一大事に、さっそく2人連名による離婚報告のファクスを検証し、論評するという作業を開始した。芸能人ともなると、結婚離婚のファクスにおいても、気が利いてたり、笑いの取れる文面が求められるのは言うまでもない。
冒頭、「(離婚に至ったのは)これといった理由があるわけではありません」とあるのを、平野早苗リポーターは「2人のコメントらしい感じがする」と評価する。
「ちゃんとした理由が隠されてるんじゃないか」
一方、元(?)芸能デスクの前田忠明は「考え方の小さな違いが積み重なった」などが「あまりにも平凡すぎないか」「どこでも使い古された言葉ですよ。こんなことわざわざ書くのかなと」などと口を極めて酷評。
前田は、これは壮大なジョーク、なにかの仕掛けではないか、あるいは、もっとなにかウラがあるのではないかと疑ったそうな。「考え方や価値観の違いだけで、15年も連れ添ってきた人とこんなに簡単に離婚できるのか。ちゃんとした理由が隠されてるんじゃないか」と、「どうせ三谷さんから嫌われてる」と自認する前田は力説した。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト