新茶シーズンに放射能騒動!ワイドショーも「大丈夫なの?」

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   <今週のワイドショー通信簿>茶葉から基準値を超える放射性セシウムが検出され、自治体は出荷自粛を要請、各地で新茶摘み取りシーズンということもあってワイドショーも取り上げた。

   TBS系「朝ズバッ!」は神奈川県南足柄などで基準値を超えたことで、福島原発から流れて「富士山にぶつかって飛散!?」と推測したが、その後に茨城県や栃木県の茶葉、基準値は超えていないが埼玉の茶葉からも検出されて、どうやらセシウムは関東一円に広がっている可能性が強くなった。そもそも福島原発から西に流れて富士山に届くまでには、筑波山、秩父山地、関東山地、箱根があり、「富士山にぶつかって」というのはいささか珍説だった。

   テレビ朝日系「モーニングバード」は「摘んでも畑に山積み一番茶」と茶栽培農家の被害の大きさを伝えた。汚染されているのが分かっていても、二番茶を摘むためには一番茶を摘まなくてはならず、摘んだ茶の処分方法が決まっていないから畑の一角に積んでおくしかないという。ある農家は被害額を「160万円の赤字に、水道、電気、重油、ガス代みんなパー」と話す。

   基準値超えの茶葉は出荷されていないが、茶は野菜などと違って湯で薄まるので、飲むときはほとんど検出されなくなるという。(テレビウォッチ編集部

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