毎朝「行ってきます」とバスに乗り込む作業員
作業員のひとりは「ありがたい。やる気が出る。ボクらをいろいろケアしてくれる」と話す。コインランドリーで洗濯を助けているコンビニの女性店長もいた。商店会も旅館同様、「ピンチをチャンスに」の心だ。
吉永みち子(作家)「湯本温泉は行ったことがあるけど、やさしい土地柄ですよ。強いストレスの中で働いている人たちには、明日への活力になる」
大西洋平アナが現地から「作業員の方たちが『行ってきます』と大きな声で出かけていくのが印象的でした」とレポートする。
温泉旅館組合の小井戸英典理事長も、「報道されているような悲惨な状態ではありませんね。福島のため、日本のために頑張っています。初めは放射能の恐怖とかありましたが、除染をしっかりするとか、車もクリーンにということで、温泉も復興になると受け入れた」という。
これから夏を迎えて、作業も一層過酷になる。防護服のストレスを温泉が十分に癒してくれるか。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト