三陸鉄道「被災者たちの絆」復旧に100億円-資金苦しい三セク

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   東日本大震災で東北地方の鉄道網はズタズタになったが、沿線住民にとって欠かせない交通手段だ。自分たちも被災しながら復旧を急ぐ岩手県・三陸鉄道の鉄道員たちの姿をレポートした。

   司会のみのもんたは「地方の人にとって、鉄道は単なる交通手段ではなく、知り合いや家族の友情・愛情、情報を運んでくれるもの。人と人との絆を結んでくれるもので、絶対に欠かすことはできない」と話す。

廃線予定の旧国鉄線引き受け

   三陸鉄道株式会社は民間と自治体の共同出資による岩手県の第三セクター方式の鉄道会社で、国鉄再建法により廃止されることになった国鉄盛線(盛~吉浜)・宮古線(宮古~田老)・久慈線(普代~久慈)、及び旧日本鉄道建設公団で建設中だった吉浜~釜石・田老~普代を引き受け、1984年4月1日に開業した。地元で通称三鉄と呼ばれ、地域住民たちに親しまれてきた。

   今回の大震災で線路は飴のように曲がり、望月正彦社長は「現状復帰だけでも100億円近くかかります。それに耐震対策を施せば、それ以上かかります」と言う。

   みの「地方の復旧も含めて、国の強力な援助が必要だ。今こそ、政治主導が問われている」

   与良正男(毎日新聞論説委員)「菅内閣の手腕の見せどころ。ここでおざなりな対応をしたら、民主党に政権能力がないということになる」

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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