地蔵様が向き変えて村守った!長野県北部地震・飯山市西大滝地区

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   東日本大震災の翌日、3月12日(2011年)未明に発生した長野県北部地震。震度6強を記録した栄村では家屋の倒壊が多数発生したが、そのすぐ隣の飯山市西大滝地区では、やはり震度6クラスの大きな揺れがあったものの、ほとんど被害がなかったという。

   そのワケは――地蔵であると考える人もいる。道路脇に立つ6体のお地蔵さん。以前はみな南向きだったが、地震以後は一斉に向きを変えて、東向きになっていたという。東とは、被害の大きかった栄村の方向である。

南向きだったのが東向きに

   地蔵様を見に来ていた地元住民は「本当に吃驚した」「こんな摩訶不思議なことがあるのだなあ」「やっぱりお地蔵様が守ってくれたんだ」「神様の力というか、たいしたもんだね」などと口々に話した。余談だが、お地蔵さんというもの、もともと地蔵菩薩であるため、どちらかというと仏様である。

   司会の小倉智昭は「これ、被災地の人見たら、防潮堤もいいけど、お地蔵さんも建てようと思うかもしれない。それくらいインパクトあるね」と、霊験のあらたかさにに感興をもよおした様子であった。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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