「各地の温泉で異変が起きています。震災の影響がこんなところにも」と森本さやかアナ。震災以降、「震災余波」で温泉の色の変化や湧出が見られるというのだ。
茨城・袋田温泉「すべすべ…前より良くなった」
茨城県・袋田温泉のある温泉施設では、透明だったお湯が白濁した。地震で地殻変動が起き、石灰質が源泉に混ざった可能性があるという。利用者からは「すべすべ感が違う」「前よりよくなった」などと評価する声が聞かれた。
一方、新潟県の観音寺温泉は地震の直後に源泉が枯れたところがあり、廃業した旅館もあるという。福島県いわき市のアパート床下からは、硫黄臭のする27度の水が大量に噴出した。
異変は東日本から遠く離れた地でも発生。香川県の美霞洞温泉は湯が白濁し、硫黄のにおいが増した。さらには「九州でも!?」と、笠井信輔アナも吃驚の佐賀県。武雄温泉で一時的に黒いお湯が出たという。
なお、こうした現象を先に報じた朝日新聞は、記事の見出しに「(温泉の変化に)地震が影響?」と「?」を付けているが、番組は「震災余波」と断定。ただし、とくダネ!は地震と温泉の関係を調べる専門研究機関ではないことに注意が必要だ。
文
ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト