節電の今夏…気温高め、空気ジメジメ、雨多く、台風注意

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   東日本大震災以降というもの、ワイドショーで目立って増えたのが、東日本を中心とする天気・気象情報のたぐいだ。このごろは、夏に向けての長期予報がたびたび話題となる。

   昨日(2011年5月10日)は神奈川や静岡ではやくも摂氏30度を超え、5月の観測史上で最高の温度を記録した。「昨日でアレですから、今年の夏はどうなるんですかね」と不安げな中野美奈子アナ。

太平洋高気圧の位置取りに去年とズレ

   中野の疑問に答えるのは、いつも少々頼りなさげな番組の気象予報士、天達武史である。彼によれば、司会の小倉智昭が「(暑くて)冗談じゃなかったよね」といまだに腹を立てる昨夏は、太平洋高気圧が日本列島を完全にカバーし、晴れてカラッとしていた。台風の入り込む余地もないほどであった。

   しかし、今年は高気圧は昨年よりは弱く、太平洋上にあり、列島の南側にギリギリかかるぐらいの位置取りになる時期がありそうだという。そうなると、気温は高めで、空気はジメジメとし、雨が多く、台風にも要注意の夏になるそうだ。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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