90年代から女性にもユッケ人気
キャスターのテリー伊藤はこんな指摘をする。
「90年代ぐらいですかね、ユッケなどどんどん食べるようになったのは。(自分が)若いころは、若い女の人は食べなかった。ある時から急に、きょうは体調が悪いからと生肉を食べるようになった。これに加工する方の衛生意識が追い付いていけなかった」
ロバート・キャンベル(東大教授)は「テリーさんの言うとおりですね。24時間どこに行っても安く何でも食べられる。食べ物に対し日本人の感覚が変わってきて、恐れがなくなった」
食文化の変化は結構だが、冷凍、レトルト、刺身などと様々な食品が溢れ返るなかで、食に関する衛生に鈍感になったのかも。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト