猛暑対策「窓遮熱フィルム」体感実験―熱95%カット

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   気象庁の3か月予想によると、6~7月は平年より暑いという。猛暑のピークに電力不足が加わるこの夏をどう乗り切るか、考えるだけでも頭がカッカして来る人向けに、早くも猛暑対策グッズが家電量販店などの店頭に並び、好調の滑り出しだという。

「クーリッシュファクト」下着・寝具

   今夏の電力不足を乗り切る備えの有無を東京電力エリア内に居住する500人に聞いたところ(マクロミル調査)、「今から備えている」14.2%、「今後備えをする」29.0%、「備えはしない」56.8%という結果が出た。半数以上は「オール電化」を盛んに宣伝してきた東電への腹いせに、例年通りにエアコン利用する魂胆なのかどうか。

なるほど違う
なるほど違う

   ただ、急きょ停電の可能性もあり、猛暑対策も無視できない。そんな需要に応えて早くも大手スーパーや家電量販店に並べられた猛暑対策グッズに注目が集まっている。イオンが開発した吸汗性や速乾性のある「クーリッシュファクト」という生地を使った下着や寝具が人気という。

   パラソルも今夏注目されそうだ。紫外線のほか、熱を感じる赤外線も遮る加工を施した生地で作られ、実験では10℃ほど暑さを抑制できるという。

自宅の窓に貼るだけ

   もう一つの目玉が、自宅の窓に張って強い熱を跳ね返す「窓遮熱フィルム」。フィルムにアルミなどを混入して熱を95%遮断する。少し青みがかっているが、といって部屋が暗くなるほどでもなく、外の景色も十分見える。フィルムを張ったガラスと、張らない普通のガラスに上から太陽光に見立てた電球を照らして1分15秒後の温度を測ると、フィルムを張った方は3℃、張らない方は25℃だった。

   スタジオでは同じような装置を使って、ガラスの下に両手をかざし温度を体感する実験をした。最初に試した司会の加藤浩次「全然違う。びっくり、これは違う」。続けて試した弁護士の本村健太郎も「これ張っちゃって、あとは扇風機でいい」。

   キャスターのテリー伊藤は「なるほど、違うね」と言いながら、片手ずつ何度も比べ「やはり違うね」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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