東京都主催は10分で受付締め切り
そんななかで応募が殺到したツアーがある。都民向けに東京都が主催する「被災地ボランティアツアー」で、東京ボランティア市民活動センターの受付窓口となったウェブサイトは、受け付け開始後10分足らずで200人の定員をオーバーして締め切られた。
4月29日から6泊7日で宮城県の被災地でガレキ撤去や泥のかき出し、物資の輸送作業などを行い、参加費は2万5000円という。このツアーは締め切られたが、他に企業や団体によるボランティア派遣ツアーが企画されており、問い合わせが殺到しているという。
たまの休みなのに、被災地での重労働を買ってでる気概には敬服するが、加藤は「無理をしないことが一番大事。無理をして体をこわしたら逆に現地の人たちに迷惑をかける」と話す。
都の被災地ボランティアツアーでは、事前ガイダンスで参加者に「受け入れてもらっていることに感謝する」「無理をしない」などを呼びかけているそうだ。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト