大震災で一変した日本列島「続いているのは余震でなく誘発地震」

建築予定地やご希望の地域の工務店へ一括無料資料請求

   東日本を襲った巨大地震は日本列島を一変させてしまった。いまだに続く余震はいつ収まるのか、長期化するなら備えは必要なのかなどを探った。

   キャスターの森本健成は「いまだにマグニチュード7クラスの地震が東北地方を中心に起きています。このため、土砂災害も危惧されています。いったい日本列島の地下で何が起きているのか。余震はいつまで続くのか」と語って番組を始めた。3月11日から40日間で2000回以上の余震があり、その地域は東北地方のみならず、長野県や静岡県にまでおよんでいる。

潜んでいた断層が次々動き出した

   遠田晋次・京都大学防災研究所准教授は「巨大地震によるプレートの急激な動きで、東北地方にはこれまでとは違う地盤を引っ張る力がかかっています。さらに、長年地震がなかった地域に潜んでいた断層も次々と動き出しています。巨大地震の影響で、長野・新潟県境などの離れた地域でも地震が相次ぎ、幅広いエリアで地震活動が活発になっていると考えられます。

   今も続いている各地の地震は余震ではなく、巨大地震によって引き起こされた誘発地震と考えた方がいいでしょう」と解説した。

姉妹サイト