縁石、ガードレールすり抜け
状況から見て、運転者がまともに目を開いていたら起こる事故ではない。目撃者の話では、運転手はハンドルをかかえて突っ伏していたという。供述は本当だと思われるのだが、「モニバード」はなぜか「居眠り」を「新しい情報が入りました」なんてやっていたから、VTRがなんともしまらない。
赤江珠緒キャスターが「縁石を乗り越えたんですか。それとも縁石の切れ目?」と聞く。さすがに映像をよく見ている。どうも縁石の切れ目から歩道に入った気配だ。そうすると、運転者は衝撃を感じない。
司会の羽鳥慎一「電柱には当たってない?」
永井「当たってません」
羽鳥「もし 当たってれば止まったのか」
永井「ガードレールがあれば」
クレーン車はそうした障壁のないところをかなりのスピードで学童に突っ込んだことになる。祖母ならずとも悔やみたくなる。運転手は前日が休みだったという。アルコールは検出されなかったというから、なにかで夜明かしでもしていたのか。なんともやりきれない。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト