ミッキーらTDRキャラクター「被災地慰問」検討中

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   計画停電などで自粛ムードの中、閑古鳥が鳴いていた東京近郊の観光スポットで、1か月ぶりに笑顔が少し戻ってきた。3月11日(2011年)の震災から止めていた小田急のロマンスカー、ディズニーランドが先週15日に再開された。

ロマンスカー再開「特急料金寄付」

   運行再開となった箱根湯本駅のホームでは、地元の旅館関係者らが「がんばろう日本」のプラカードを持ち、観光客を出迎えた。箱根旅館組合によると、3~6月の予約キャンセルが年間宿泊客の1割に当たる約28万8500人に達し、経済的損失額は54億8000万円に及ぶと試算している。

   箱根湯本土産品組合の村上高嶺組合長は、「お客はまだ普段の3分の1か4分の1だけど、これでも大分違う。良くなった、良くなった」と笑顔だ。小田急ではロマンスカーの特急料金を日本赤十字社を通じて被災地に寄付するほか、各旅館も宿泊費の一部を義援金として寄付するという。

入園料300円、ホテル1泊1000円を義捐金

   ディズニーランドの入場口には、開園10分前におよそ1万人の客が列を作った。ディズニーランドのある浦安市は、地震による液状化現象の被害を受け、いまだに修理のメドがたたない家屋も多い。ディズニーランドの駐車場も一時は液状化で水浸しとなったが、ここは修復した。外壁がはがれたビックサンダーマウンテンはまだ修復作業が行われている。

   それでもこの日は1万7000人が来園、通常の4月よりもちょっと少ない程度という。運営するオリエンタルランドでは、入園料1人につき300円、ホテルの客室料金のうち1泊につき1000円を義援金として寄付するという。

   コラムニストの勝谷誠彦が、「自粛を言い訳にしてはいけない。もともと節約マインドで良いきっかけができたと考えてはダメ。積極的にガンガン使っていきましょう」と盛んに煽る。

   勝谷の勢いに、キャスターのテリー伊藤は「(ディズニーランドは)別の世界だからホッとするんじゃない。夏場はどうなるかだね~」と言葉少ない。

   義援金をセットにした経済活動再開は大変いい。ディズニーランドでは、ディズニーキャラクターが被災地を慰問する案を検討中という。それより被災した子供たちを何日かに分けて無料招待してはどうだろう。喜ぶと思うのだが…。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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