経済的に二次災害
そんななかで、空っぽの客室を利用して原発事故の被災者を受け入れているのが草津温泉のホテルだ。費用を草津町が負担する形で福島県南相馬市の被災者245人を受け入れている。
VTRを見たスタジオのコメンテーターの反応はどうか。内科医のおおたわ史絵は「気分的には自粛の気持ちはわかるが、2~3年後にわれわれに振りかかってくる。内需拡大という意味で打って出ていかないと。怖がってばかりじゃ…」
今週初めに「義援金が少ないね。震災税の形で連続的に支援しないと」と話していたキャスターのテリー伊藤は、今度は「ガソリンが高いので、ガソリン税を下げるのも手だ。ドライブなどの客が増える」と、相変わらずの場当たり発言。
ゴールデンウイークの先には修学旅行シーズンが控えており、今その下見が始まっているという。共倒れを避けるいい手はないか。各自治体の観光振興課は知恵を絞っているようだ。
文
モンブラン| 似顔絵 池田マコト