仙台に帰ってボランティア活動参加
震災はオーストラリアの合宿中に知った。一時は出場辞退も考えたが、地元や全国のファンからの励ましを受けて決意。
「出場させてもらったことに感謝してプレーしなければ、被災された方々に失礼と思いました」
その思いはオーガスタのパトロン(観客)たちにも伝わっていたようだ。最終日の18番をホールアウトすると、立ち上がって拍手するスタンディング・オベーションで健闘を称えた。
被災地、仙台にも希望を与えた。スタジオに地元からメッセージが届いた。
「地元の誇りだよ」
「避難所に来て顔を見せてもらえれば皆も喜ぶでしょう」
「身近な人が頑張っていると思うと、力になりますね」
松山はこれから仙台に帰ってボランティア活動に参加することになっているそうだ。
文
一ツ石| 似顔絵 池田マコト