「これからゴールデンウィークに向けて、各テーマパークは苦悩の1か月になりそうですね」と田中大貴アナ。
かきいれ時のゴールデンウィークを前に、大量の電力を消費するテーマパークでは電力需給状況と消費量をにらみながらの運営を余儀なくされている。
再開TDRは夜のパレードなし
東京ディズニーランドは電力の需給状況が安定してきたとして、15日(2011年4月)から営業再開する。営業時間は午後6時までに短縮し、夜のパレードは当面休止。アトラクションの休止はほとんどせずに、照明や空調などで節電につとめるそうだ。
埼玉県の東武動物公園は、節電のため電力消費量の大きいアトラクション3つを休止している。同園の主任は「これまで乗り物の電力消費量はあまり気にしなかったが、細かく試算して…。苦労してます」と苦笑い。「ゴールデンウィークに向かって通常営業を目指していく」という。
ゴールデンウィークの次は、夏休みの時期がこれまたかきいれどきなのだろうが、電力需給状況は春より厳しくなることが確実で、苦悩はまだまだ続きそうだ。ディズニーランドでは自家発電の導入も検討中だという。
文
ボンド柳生