マスターズ・トーナメント最終日の中継放送のため、きょう(2011年4月11日)も「朝ズバッ!」はお休み。そのマスターズで日本選手はどんな活躍を見せたのか。
予選通過した日本選手は石川遼(パナソニック)とアマチュアの松山英樹(東北福祉大)。松山は予選通過したただ1人のアマチュアだったため、すでに「ローアマチュア」(アマチュア選手のトップ)に決まっていたが、最終日はちょっと出入りの大きいゴルフで4バーディー、6ボギーの2オーバー、通算1アンダーの27位に後退した。しかし、最終18番ホールでは3メートルのパットを沈めてバーディー。グリーンを囲んだパトロン(観戦客)からスタンディングオベ―ジョンを受け、表彰セレモニーでも「被災地に少しでも励みになったならば」とスピーチして、盛んな拍手を浴びた。
30位スタートとなった石川遼は自己最高の70で回り、通算3アンダー20位に食い込んだ。この試合から優勝賞金と1バーディーにつき10万円を東日本大震災の被災地に寄付すると表明していたが、石川の賞金は9万3200ドル(約790万円)で、4日間の14バーディー140万円と合わせて、寄付金は約930万円となった。
文
ナオジン