故郷がなくなる!福島・浪江町「終わり見えない原発避難生活」

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途方に暮れる町長「町民はみんな失業者」

   浪江町の町長も「町民の1000人近くがいまだに行方不明です。残った町民もほとんど仕事はありません。みんなが失業者です。そして、いまも避難所暮らしをしている中で、いつ自宅に帰れるのか、帰っても大丈夫なのかという不安に陥っています。一刻も早い国の救助をお願いします」と訴える。

   町を救うために原発の復旧作業に向かう人。町民たちの絆を守ろうと試みる人…。原発事故に対する考えは様々だが、例を見ない苦難に直面しても「故郷を決して失いたくない」という思いでつながる人々の奮闘を支援できるのか。政府のもたつきは悲しいほどだ。

NHKクローズアップ現代(2011年4月7日放送「町を失いたくない~福島・浪江町 原発事故の避難者たち~」)

文・ナオジン

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