水回り沈下で排水逆流
現地には大西洋平アナがいたが、道路の真ん中に飛び出したマンホールは、180センチという大西の身長くらいもある。あたりは一面の砂で、これが地震で吹き出したもの。大西が手にとるとサラサラだが、水を加えると固まってしまう。
大西「もし下水道管が破れていると、この砂が詰まってしまう可能性 がある」
もうひとつ難問がある。マンホールと一緒に下水管も浮き上がっているはずで、住宅が沈んでいると下水が逆流してしまう。これは大工事だ。
ただ、浦安市には義援金が1億3000万円も寄せられているそうで、市は「東北だけでなく、ここに目を向けてくれる方が多く、ありがたいことです」といっている。
羽鳥「千葉の人が千葉も大変なんだけど、忘れられるのが心配だといっていた」
松尾「マスコミにどう報じられるかで決まってしまう」
テレビの扱いも液状化現象の奇妙さばかりに目が向いていた。大都市で下水道がなくなったらどうなるか、これも世界初の試練かもしれない。 市長が「県議選どころじゃない」というのもわかる気がする。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト