風評でアメリカの寿司屋も客減少!北米産ネタなのに…

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   北茨城・平潟町の平潟漁港できのう(2011年4月5日)、震災後初のセリが行われた。25日ぶりの漁は平年並みの水揚げ。県の検査で「安全安心」の魚種だけだったが、ついた値段はいつもの半値以下。「これじゃ漁に出られない。原発だよ」と漁民はやりきれない。

茨城の魚「震災後初セリ」で半値以下

   平潟は福島第1原発の南70キロ。コウナゴから4080ベクレルの放射性ヨウ素131が検出されて出荷規制となり、「茨城の魚はダメ」という風評になった。平潟町内の回転寿司は千葉などからネタをいれているが、客足は2、3割減という。

   ヨウ素には規制値がなかったため、政府は急遽、野菜に準ずる暫定規制値を2000ベクレルとしたのだが、きのうさらにセシウムも526ベクレル(規制値500ベクレル)が検出されて、状況はますます悪い。

   神田瀧夢(タレント)「ベクレルったって、わからないよ」

   司会の羽鳥慎一「ダメならダメといってくれないと安心できない」

   アメリカのテレビで番組をもっていた神田は、「日本で放送されると、アメリカの寿司屋の客が減っちゃう。魚は北米でとれてるのに」

   東ちづる(女優)「コウナゴなんて西では甘辛に煮ておいしいのに」

   お笑いの宇治原史規は「数字を出すしかないとしても、信頼関係がないから」とい う。

   4080ベクレルについて、専門家は「毎日1キロ、1年間食べてもレントゲン検査の量より少ない」というのだが、「食べても大丈夫」とはっきりいわない。どうせなら、「安全です。毎日1キロも食べる人はいないでしょうが、それでも大丈夫」でなければいけない。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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