杉良太郎夫婦がやって来た!3日間炊き出し、物資12台分

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   芸能人による様々な支援活動を特集したが、圧巻は俳優、杉良太郎と歌手、伍代夏子夫妻が東日本大震災の被災地で行った炊き出しだった。

水3トン、ガソリン3000リットル

   4月2日(2011年)の土曜日、526人が避難する宮城県石巻市の小学校に夫妻の姿があった。伍代によると、この日は特別メニュー。「生野菜サラダとデザートに杏仁豆腐をつけて、それに温かいカレーと豚汁で温まってもらい、栄養をつけていただこうと思いまして」という。

   被災者たちも元気が出たようで、口々に感謝の言葉…。

「嬉しい。いつもはおにぎりと漬物だけだから」(高齢の婦人)
「おいしいです、とても。本当に温かい気持ちになります」(中年の婦人)
「手を差し伸べていただいて本当に有難い。みんなと一緒という気持ちになり心強い」(若い主婦)

   夫妻がスタッフとともに被災地に入ったのが1日。3日間の予定で、食料品のほか、水3トン、ガソリン3000リットル、タオル、歯ブラシ、下着など、車両12台分を積み込んで被災地にやってきた。

阪神淡路、中越での支援経験

   杉の災害支援はこれが初めてではない。1995年の阪神淡路大震災や04年の新潟中越地震でも炊き出しを行っている。その時の経験を生かして、今回も立ち上げたという。

   杉「こういう災害のたびに同じように思います。可哀想というか、ちょっとでも可哀想なのを分けてもらわないと(涙を抑え絶句)。泣けるだけ泣いて皆と同じように前へ歩き出せばいいと思う」

   伍代「被災者の方たちは、逆に気を使って笑顔を見せて下さるんですけど、それはもう本当に途方に暮れていらっしゃると思う」

   勝谷誠彦(コラムニスト)が「わざわざでないのがわかるでしょ。いつもベトナムでボランティアされているんですよ。即応性がスタッフにもある。そういう杉さんから涙が出るのは、被災地がいかにすごい状況か…」と話す。

   キャスターのテリー伊藤「悲しみを分けて下さいと言っていましたが、これもすごいね」

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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