震災後、安全確保などの困難を理由に無期限休園に入っていた東京・上野動物園が本日(2011年4月1日)、再開。それにあわせて、3月22日に一般公開される予定だったジャイアントパンダ2頭もお目見えとなった。
現場の佐々木亮太アナによれば、10時の開園を前に、8時頃から人が増えはじめ、9時の段階で優に300人を超えた。先頭の人は昨日の午後2時から並んだという。
目が離せない飼育員
「ただ、ひとつだけちょっと懸念がありまして――」と佐々木。雌のシンシンが発情期に入ったとも取れる行動を見せたというのだ。2頭には、赤ちゃんの誕生が人間から期待されており、いざその時期ともなれば、プライバシーの問題などいろいろあるのか、公開は中止されるという。
今日の公開も危ぶまれたが、どうやらまだその時期ではなさそうだと判断されたという。はじめて飼育するパンダは発情期の見極めがむずかしく、飼育員は目が話せない状態が続いているそうだ。
文
ボンド柳生