日本テレビは朝のワイドショー「爽快情報バラエティー スッキリ!!」の大竹真レポーターを厳重注意した。大竹は東北関東大震災直後の3月14日(2011年)に被災地の気仙沼から中継し、「まったく、面白いね」と笑いながらしゃべっているところが放送された。日本テレビによると、「中継がなかなかつながらないことを皮肉ったのが流れてしまった」と説明しているが、たとえ放送に流れなくても、被災地で笑いながら「面白い」などという無神経さはレポーターとして失格といえる。
大竹は明星大卒業後、フリーでワイドショーや情報番組を中心に出演している。厳重注意は担当プロデューサーからだったが、社員でない出演者にどれほどの処分効果があるのだろう。14日以降は謹慎しているというが、有名プロダクションの所属だけに、たちまち復帰ということにならないか。(テレビウォッチ編集部)