「子供にヨード剤を!」チェルノブイリ現地支援の菅谷昭医師

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   菅谷昭・松本市長が出演した。旧ソ連のチェルノブイリ原発事故の医療支援活動でベラルーシに5年半いた医師だ。それだけに、発言・提案には説得力がある。

5年後、10年後にがん増える

「早く閉じ込めてほしい。放射性物質が出ていれば、毎日毎日、取り込みますから。政府は『いまはいい』というが、チェルノブイリを見れば、がんが増えるのは明らか」

   自らも帰国後「胃がんになって切ってます」という。

   司会のみのもんた「チェルノブイリでがんが出始めたのは?」

   菅谷「5年後です。10年後がピーク。日本政府も本腰を入れてほしい」

   チェルノブイリでは、子どもたちが汚染されたミルクを飲んでいた。

   菅谷「政府が公表しなかったですから。日本ではデータが出てますから、汚染された食べ物、水はとらないように。外部被曝より内部被曝の方が大きい。とくに乳児と妊産婦。子どもは14歳以下はヨード剤を飲ませた方がいい」

   高濃度汚染について諸葛宗男・東大特任教授は「現在の環境汚染は、12、13、14日あたりに原子炉内蒸気を逃した(ベント)ため。原子炉の方は、まずは冷やすことでいま全力をあげているが、汚染が高くて作業ができないでいる」と話す。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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