金八先生ついに定年退職!武田鉄矢「スタートラインに見えてきた」

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   武田鉄矢がゲストで出演した。27日(2011年3月)午後7時から放送の4時間スペシャル「金八先生 ファイナル」の番宣だが、東日本大震災のレポートに重ねて、 まあしゃべりまくった。

   司会のみのもんた「(地震発生から)2週間になりますが、どう見てます?」

   これを受けた武田鉄矢、「どうも日本人が試されてるんじゃないかといういい方に引き寄せられる。希望とは何か。『希望とは私が変われることである』という言葉をみつけましてね。いまなら変われると。贅沢していたのが、電気を消してる。一番大事な危機管理は『覚悟』だと」とはなから金八先生全開だ。「心の中に灯っている灯り。これならだれでも灯せますからね」

   津波で社屋が水没した石巻日日新聞が手書きの壁新聞で発行を続けた話が出た。部数1万4000部だが、大正元年から1回も休刊してないのが自慢だった。社長の決断で、記者の集めた記事を手書きして、これを社員が書き写して各避難所に貼ったという。小林悠アナが「ひびしんぶん」と読んだのはご愛嬌。

   武田「こういう人たちが実は日本を動かしているんですね」

   お次が知事選の話。みの「知事選出馬の話はないですか」

   武田はあわてて、「私の得意技はたったひとつ、人の話を聞かないでしゃべる(爆笑)。それだけ。人の話を聞くのがだめ。もうひとつ、同じ話をする、これもだめ。
   政治家は偉いと思うけど、同じ話をしますよね。あの人たちは受けを考えないんですね。私は受けを考えるから、ウソでも八百でも」

被災現場・気仙沼にもいた「3年B組」

   災害現地・気仙沼からのレポートに、娘をなくした中学の先生を卒業式で生徒が励ますというのがあった。

   武田「日本中に金八先生いますね」

   その「3年B組金八先生」だ。1979年に第1シリーズがスタートして、240人 を送り出した金八先生が定年退職する。ファイナルはさよなら篇だ。

   みの「定年あるわけ?」

   武田「あります」

   みの「今度は校長先生?」

   武田「いやいや。自分ではゴールのつもりだったが、こういう状況だとスタートラインに見えてきた」

   みの「日本中にいると言ってましたね」

   武田「こういうときにわかる。本当にいますね。津々浦々にいる」

   そして取り出したのは「金八先生からのメッセージ」。「吐」という字が書いてある。

   武田「吐くという字をよく見てみよう。口の脇にプラスとマイナスがある。マイナスをとると、見ろ!夢が叶う」

   やれやれ、ちょっと疲れた。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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