プロ野球・日本ハムファイターズの吉井理人一軍投手コーチが3月22日(2011年)のブログで、阪神とのオープン戦でプロの洗礼をあびた斎藤佑樹投手の投球内容を総括した。
「ルーキーの斎藤佑が、プロ入り初ノックアウトされました」
3回13安打9失点で打ち込まれた斎藤を、吉井は直球のコントロール、威力ともに悪かったし、登板までに間があったことから細かいフィールディングに狂いがあったと見ている。ゲーム中に修正できなかっただけで、現段階では「全然心配していません」。それに、ノックアウトの悔しさを早い時期に味わえた点はプラス。「絶好調じゃなかったし」とつけくわえている。
ノックアウトされたことでフォームや調整法を変える手もあるが、さしあたっては今までのやり方を変えず、次回の登板に備える。「まだ彼本来の感覚にもどっていない」というのが吉井の意見であり、大学時代の感覚が戻ったら、次のステップを考えている。