解熱・鎮痛薬の「ロキソニンS」(第一三共ヘルスケア)が売れまくり――。番組によると、今年1月の発売開始からから2か月で100万個を売る大人気。これまで「バファリン」など一部ブランドの寡占が続いていた解熱・鎮痛薬市場で、いきなりダントツの1位となっているそうな。
「ロキソニン」はもともと病院で処方されるクスリで、番組コメンテイター陣にもよく使っている人がいるトップブランド。それが、まあそれほど重大なリスクはなさそうだ――というので、ドラッグストアで薬剤師取扱のもと、オーバー・ザ・カウンターで売ることが認められた(スイッチOTC)。効き目の強い医者のクスリが診察料なしで、わりと自由に買えることになったワケだ。
「忙しい会社勤めの方が、とくに買い求められています。スイッチOTCはお医者様で出しているという安心感で売れ行きはいい」(コクミン東京駅キラピカ通り店店長)
発売時からクスリ界の「大型新人」と目されたロキソニンSだが、期待に違わぬ結果を出したようである。なお初回購入に限って、薬剤師による約2分間の説明を受けることが義務づけられているそうだ。
文
ボンド柳生