愛メール大賞―上京した父から娘へ「ここでお前は働いているのか…」

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   「僕たちは携帯メールを仕事の連絡とか実務的にしか使ってないけど、こうしたメールを見ると胸に響くものがあるね」とMCの加藤浩次。NTTドコモ主催の「iのあるメール大賞」の受賞メールを紹介した。

「うれしかった」「感動した」「泣けた」

   「iのあるメール大賞」はうれしかったメール、感動したメール、ちょっぴり泣けてしまったメールなど、毎日の生活の中で心と心をつないだわずか数行のメールに送られる。最優秀賞(グランプリ)には賞金30万円。審査員は秋元康(作詞家)、松本侑子(作家・翻訳家)、堀北真希(女優)、岡田将生(俳優)の4人で、今年の応募総数は14377件。

   そのなかからグランプリに輝いたのは栃木県で小学校の先生をしている父親から、東京で働く娘に送られたメールだった。

「今日、修学旅行で東京に来た。首都高から偶然、お前のビルが目に入ってきた。ここでお前が働いているかと思うと感動した。がんばって」

   キャスターのテリー伊藤「電話での連絡ならすぐに出ざるを得ないが、メールは時間をおいて見ることができる。それだけ精神的な余裕も作れる」

   八代英輝(元裁判官・国際弁護士)「仕事関係で使うことが多いが、時にはあいつはどうしているのだろうかと思って送ることもある。メールは家族や友人との絆を作ってくれる」

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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