日本の立ち位置をきちっとする時期
問題はそうした考えをもった人物が米政府の日本担当責任者だったこと。彼の見解をもとに対日政策がまとめられていたのは確かだから、米側にとっても重大事だ。米側の反応の早さは、こうした危機感を表しているようだ。
司会のみのもんた「アメリカの反応は早いですね」
北川正恭(元三重県知事)「単なる言い間違いの類いではないからそういう対応をとらざるをえな いでしょうね」
三屋裕子(スポーツプロデューサー)「20年も日本にいて、奥様も日本人でしょう。知らない人が言ったのと違って、発言を検証する必要がある」
金井辰樹(東京新聞政治部記者)「傲慢なアメリカにしては、『やばい』と思っている。その危機感が取材していてもわかる。珍しいこと。日本にはチャンスです」
北川は「これを機に、基地の問題と安保をいい意味で見直すことになればいい。日本の立ち位置をきちっとする時期にきている」
みの「この人の考えをもとに対日政策が決まっていたんだとしたら、見過ごせない。 しかし、松本外相とキャンベル氏との最初の会談がこれだというのは、逆にいえばチャンスですね」
米側のこの危機管理能力はさすがだ。日本だったら、まずはうろうろ、決定までに時間がかかり、さらにだれかが余計な発言したりと、散々恥をさらしただろうな。
文
ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト