冬ドラマ枕並べて討ち死に 視聴率一ケタ台ゴロゴロ

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   冬の連続ドラマは終盤にさしかかり、もっとも盛り上がるころなのだけれど、これが枕を並べて惨敗なのである。今週半ばまでの最近回の放送の視聴率で、14%台を記録したのは「デカワンコ」(日本テレビ系)だけ、13%台が「美しい隣人」(フジテレビ系)、「冬のサクラ」(TBS系)、12%台が「CONTROL」(フジテレビ系)、「大切なことはすべて君が教えてくれた」(フジテレビ系)、10%台が「美咲ナンバーワン!!」だ。ここまでがかろうじて二ケタ視聴率だが、連続ドラマは17~20%の数字を出してナンボの放送だから、すべて「落第」ということだ。平均視聴率でみると、14%台はゼロである。

   このほかはゴールデンタイムの番組にもかかわらず一ケタ台まで落ち込み、最終回を前にしても回復の見込みは薄い。

「このままではゴールデンからドラマがどんどん消えていきますよ。もっとも、アメリカでヒットしたテレビドラマのほとんどパクリ企画ばかりだから、それも仕方ありませんけどね」(大手広告代理店テレビ担当者)

   3月9日(2011年)に「相棒シーズン9」(テレビ朝日系)の最終回となり、いよいよ見るドラマがなくなるという視聴者も多いんじゃないか。

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