「はやぶさ」こっちが元祖!寝台特急SL「C61」も50年ぶり復活

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   おととい(2011年3月5日)デビュー した東北新幹線の「はやぶさ」。東京から新青森まで3時間10分というだけでなく、初のハイクラスシート「グランクラス」が話題だ。司会のみのもんたは「本当に飲み放題なの」と、そっちが興味あるらしい。

   この1番列車に奥平邦彦レポーターが乗っていた。さすがにグランクラスは取れなかったようで、「先頭車両の18席だけですからね」1か月前からの発売だが、すぐ売り切れ状態だから当分みのの「飲み放題」は実現しそうもない。

引退車両3億円をかけ復元

   新幹線効果は絶大なようだ。12月の全線開通で八戸―新青森間の乗客は在来線と比べて31%増。青森県内33か所の観光施設の客は対前年比12%増、棟方志功記念館は3倍、青函連絡船の八甲田丸が160%などなど。

   その「はやぶさ」の始発が大宮駅付近を通り過ぎるとき、並行している鉄道博物館に通ずる線路上を、白煙をあげながらゆっくりと走る蒸気機関車(SL)がいた。C61型で、50年前に東京―鹿児島間の寝台特急「はやぶさ」を引っ張っていた蒸気機関車。元祖「はやぶさ」だ。1973年に引退して、伊勢崎市の華蔵寺公園の遊園地に展示されていたのを、JR東日本が復元したのだった。

   ボイラーなどはさすがに腐食が進んでいて、修理に3億円をかけたそうだが、動輪などはオリジナルのままだという。7月には群馬県の観光キャンペーンで実際に走るという。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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