前原辞任…そして誰もいなくなった菅後継者

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   前原外相がきのう(2011年3月6日)辞意を表明した。在日外国人から献金を受けていたことが明るみに出ためで、「熟慮の末、辞任を決めた。クリーンな政治を目指してきたが、政治と金の問題で不信を招いたことはおわびしたい」

   献金していた人は、前原が少年時代からの知り合いの70歳の女性で、額は5回で計25万円。「献金してはいけないなんて知らなかった」。また前原も献金の事実を知らなかったというが、「事実は重く受け止めないといけない。政治家としてけじめをつける」と述べた。

野党側も後味の悪い追及

   司会のみのもんた「辞任は早かった。民主党にどういうマイナスになる?」

   TBS政治部の龍崎孝デスクは「首相の任命責任がある。他にも金の問題の出た人がいるから。菅さんの後継者のいちばんが前原さんで、それが辞めたとなると次がいない」

   この14、15日、パリでのG8外相会合をはじめ外交日程はぎっしり。みのは「菅さんが出かけたら」なんていったが、龍崎は「菅さんは外交はあまり好きでない」(笑い)。さらに、「自民党の前原追及は菅内閣を追い詰めるためで、辞任したあとを考えると後味の悪いものになった」

   それでも、野党がさらに責め立てる間違いない。

   末吉竹二郎(国際金融アナリスト)「菅さん自身が外交政策についてきちんといわなくてはいけない。 外務大臣にやってくれではダメ」

   みの「だれかが本を書いてましたね。あんたが総理大臣になったら日本はどうなるんだって。いいタイトルだな」

   その内閣の先行きを占うJNNの世論調査によると、内閣支持率は最低の18.0%、不支持は最高の80.5%に達した。この調査は前原の外相辞任発表前だったが、外相の辞任については、 「辞任すべし」33%、「必要ない」が62%。 菅自身については「続けるべき」41%、「早く辞めて」が49%だった。

   もうひとつ、予算関連法案が成立しない場合、その責任は「与党」18%、「野党」7%、「与野党双方にある」が73%だった。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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