ワッキー(ペナルティ)の下ネタトーク…奥さんどんな気持かなあ

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アメトーーク(テレビ朝日系木曜よる11時15分)>雨上がり決死隊が司会をつとめ、毎週あるカテゴリーで集められた芸人がゲストとなってトークを繰り広げる、高視聴率を誇るバラエティ番組である。

   3月3日(2011年)放送のゲストは、「女の子大好き芸人」ということでピースの綾部やチュートリアル徳井、私のなかではあまり女好きの印象のないペナルティのワッキーが出演。もちろんトークはすべて女性のこと。「あるある系」の話から始まり、好きな女性のファッションについて語ったり、シチュエーション別の妄想をシュミレートしたりと、面白いのはもちろんのこと、女性として参考になるようなこともあった。

誇張や歪曲と分かっていても不快感

   でも、そこは深夜のバラエティ。お約束の下ネタも満載で、笑えるものも多い。ピース綾部が女性のお尻を凝視するジェスチャーは傑作であった。でも、出演者とはまったく面識はないのに、どこか彼らを軽蔑してしまう部分があった。もちろん面白おかしく伝えるために誇張や歪曲が入っていることは分かっているけれど、どこかバラエティの枠としてはおさまりきらない不快感みたいなものを感じてしまうのだ。

   当の出演者は自分がこのような売られ方をすることに対してどう感じているのだろうか。例えば、ペナルティのワッキーは既婚者である。そんなワッキーが女性と寝る話をしていると、どうにも彼が笑いの代償に大きい痛手を負っているのではないかと心配になってしまう。彼の奥さんはどう感じるのだろうか。笑って済ませているとしたら立派だなあ…なんて真剣に心配になってしまう私はバラエティの楽しみ方を間違えているような気がしている。

YUKK

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