石原慎太郎「都知事引退」で狙う総理の椅子

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   来たる都知事選では、石原都知事の「盟友」とされる松沢神奈川県知事が立候補を表明したが、石原本人は出馬するのかしないのか。ここまで来ては、さすがに4期目出馬はないだろう、とテレビ朝日コメンテイターの三反園訓は言う。

「(都知事生活で)けっこうストレスが溜まってたようで、再選しても新銀行東京や築地(移転)など、いろんな問題がある。都知事としてやって行く気力はなくなったんでしょう」

   「都政に関心を失ってるような感じだね」と、最近この仕事(番組)にそれほど身を入れてるとは思えないコメンテイター、鳥越俊太郎が合いの手を入れる。

国政でもうひと花

   もっとも、三反園によれば、都知事は「違うところ」には関心を持ってるかもしれない。昔から最終的には総理大臣になりたいとの野望が石原にはあり、いまでも国政でもう一花、あわよくばソーリの座に――と機会をうかがっているフシがないでもないという。そのため、今後なにがあってもいいように、「身軽になっておきたい」と思ったんじゃないか――。

   現在78歳の地方首長がこれからソーリを目指すとは、なんだか夢のような話に聞こえなくもないが、少なくとも目下、「石原救世主論」をブチ上げてる国会議員はいるらしい。

文   ボンド柳生| 似顔絵 池田マコト
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