中目黒・夫婦殺傷「木村義昭」誰も知らなかった日韓二重生活

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   「地元では犯人に愛人がいるというのは知られていなかったのかな」とMCの加藤浩次は首をかしげる。

   東京都目黒区の大原道夫さん夫妻が自宅で殺傷して殺人容疑などで逮捕された福島県いわき市の無職・木村義昭容疑者は、「金が欲しくて犯行に及んだ」と供述しているが、阿部祐二レポーターは「木村は犯行の前日に友人から300万円の金を借りています。金欲しさにという犯行動機は腑に落ちない」と伝える。

   元警視庁捜査一課長の田宮榮一氏も「本当に金欲しさで犯行に及んだとしたら、街の小さな郵便局とかコンビニなど金があるところはいくつもある。なぜ、大原さんを狙ったのか。犯行動機には矛楯がある」と話す。

愛人ときどき来日して2人で飲み屋

   木村には10年以上前から韓国に愛人がいて、ときどき来日していた。木村と一緒に何度か訪れた飲み屋の女将を取材すると、「アニガセヨといって入ってきたので、韓国の人だとすぐに分かりました。2人の関係は恋人同士という感じでした」と話す。阿部は「地元での木村は堅物で有名でした。10円借りても必ず返すというタイプで、韓国にいる愛人家族と日本の家族との二重生活を続けていたことは、全く知られていなかったようです」と報告した。

   キャスターのテリー伊藤「木村は鉄砲玉だったという説もあるが、僕は単独犯だと思う。恵比寿と中目黒を何度か往復しているわけで、同じ路線の先にある田園調布には行きたくなかった。だから、中目黒で犯行に及んだのではないかと思う」

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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