日航ジャンボのラスト便―小倉智昭が泣くことないでしょ!

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   ボーイング747型機の通称ジャンボ。その日航機のラストフライトの模様を取り上げたが、涙、涙…。

   キャスターの小倉智昭が「涙が出てきちゃいました」と言えば、高木美保(タレント)もハンカチで涙をぬぐう。ラストフライトのパイロットならともかく、たかが旅客機の引退、何がそんなに思い入れがあって悲しいのか。経営再建途上の日航もPRのチャンスとばかり、イベントとして煽った。

   1日(2011年3月)の最後の就航となったハワイ・ホノルル―成田便の半数以上が、ラストフライトの記念にわざわざ乗った乗客という。午後0時52分に成田空港に到着した最後のジャンボ機から降りてきた若い男性は、「ジャンボといったら恋人同然」と感激した面持ちだ。中年男性も涙目、中年女性は「りりしい姿に涙しました」と話す。

ANA機は2015年まで運行

   消えるのは鶴丸マークのジャンボだけ。ANAのジャンボ機は2015年まで国内線で運行する。ジャンボ機に未練があるならANAマークに乗ればいい。

   何がそんなに悲しいのか。日本人はいつから訳のわからないことで簡単に涙するようになったと思うのは、逆に変人なのだろうか。

文   モンブラン| 似顔絵 池田マコト
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