来年度予算案がきょう(2011年3月1日) の午前3時半、衆院本会議で可決された。深夜になったのは、野党が中井衆院予算委員長の解任決議案を出して抵抗したからだ。菅内閣にとって、それより問題なのは、獅子心中の虫、小沢派16人の欠席だった。
菅首相は予算通過を「本当によかった」と話すが、16人については「残念です」とだけ。岡田幹事長は「国会議員としての最低限の責任を放棄した。役員会で厳正に対処する」
井上貴博アナは「小沢派からの反発は必至で」と16人に理があるかのようなコメント。報道がそんなだから、あれらはのうのうとしてるんじゃないのか。
小沢本人は予算案「賛成」
これで予算案は30日後に自然成立するが、予算案と関連法案の分離は異例だ。野党は関連法案を止める構えだが、もし通らないと、赤字国債の発行も子ども手当の支給もできなくなる。国民生活だけでなく、株が下がり国債が下がったら、野党も責任を問われるはめになる。
「チキンゲームみたいなものです」と杉尾秀哉(TBSテレビ報道局解説室長)。
司会のみのもんた「16人は最低限の責任を果たさなかった」
杉尾「反対すると除名になるから、それはいやだと欠席」
みの「税金から給料もらってるんでしょ。国会議員辞めてもらいたい」
ところが、コメンテーターの高木美也子が「菅さんが問題。まとめられないから」と言い出したので、みの「菅さんの力ですか?」
高木「出られない状況をつくっている」
みの「次元が違う話じゃないですか? 税金ドロボーといわれても仕方がない」
尾崎弘之(東京工科大教授)「企業だったら服務規程違反。クビになってもおかしくない」
みの「反対なら本会議に出るべきだ。反対した方が効果があるんじゃないの。で、 小沢さんは出席していたの?」
いました。その小沢一郎元代表が投票する映像が出た。賛成の白票。
みの「でも小沢系は欠席」
尾崎「離党すべきですよ」
杉尾「スジが通ってない」
みの「岡田さんは『厳正に対処』できるの? 菅さんは何かあると『岡田さんに一任』という。これもわかんない」(爆笑)
朝からテンション高かった。