「NZ地震・崩壊ビル」亀裂指摘されながら市当局放置

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   ニュージーランドのクライストチャーチ地震から1週間近く経つが、いまだに行方不明者は200人を超える。阿部祐二リポーターが救出活動の様子や壊滅したままのクライストチャーチの様子を伝えた。

   阿部は「今でもクライストチャーチの中心街2㎞四方は立ち入り禁止区域となっています。多くの日本人が今も生き埋めになっていると思われるCTVビルの現場は、高く積もっていた瓦礫は撤去され、オープンフラットな状態になりつつあります」と報告した。

   司会の加藤浩次が「今でも余震は続いているの」と問いかけると、「今日は揺れを感じたのは2回ぐらいです」(阿部祐二)と余震はおさまりつつあるようだ。

   阿部はCTVビルが崩落した原因に、「昨年9月の地震でビルに亀裂が入っているのを指摘されながら、市は大丈夫として放置していた」と、今後、市の責任問題に発展する可能性があると語った。

自分だけ助かって…

   救出の際に右足を切断された奥田健人さんを見舞ったNZ在住の日本人牧師・渋沢憲一は、「彼は気丈に振る舞っているが、自分だけ助かっていいのかと思っているようだ」と話す。

   キャスターのテリー伊藤「大丈夫。いまは良い義足があるから奥田さんはきっと立ち直れる」

   奥田さんの悩みは、いまは右足を失ったことではないと思うのだが…。

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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