入試ネット投稿「aicezuki」は受験生装った愉快犯

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   今月25日と26日(2011年2月)に行われた京都大学の入試で、試験問題の一部が試験時間中にインターネットの質問掲示板に掲載されていたことが分かった。監視が厳しいはずの試験会場から、だれがどうやって?

   その後、同志社大(8日)、 立教大(11日)、早稲田大(12日) でも同様のカンニングが行われていたことが明らかになり、これらで使われた投稿者のIDは 同じ「aicezuki」だった。これではたして本当にカンニングだったのかどうか。騒がせるだけの愉快犯の可能性も否定できない。

   京大の塩田浩平副学長はきのう(27日) の会見で「入試制度の根幹を揺るがす重大事件だ」として、今日にも偽計業務妨害の被害届を出すとしていて、被害届が出されれば捜査当局はネット会社からデータを収集などに動くことができる。

問題解かず30分に6回

   投稿があったのは「ヤフー知恵袋」で、IDを 取得すれば誰でも書き込めるサイトだ。試験会場では受験生に「携帯は電源を切ってカバンに」と指導していたが、どうやって送信したのか。

   京大の数学の試験では、約30分の間に6回も投稿している。試験を受けながらそんなにメールを打てるものなのか。 英語の試験では、試験開始7分後に投稿、6分後に解答が寄せられた。解答は必ずしも正解ではなかったが、どちらもすごいスピード。

   杉尾秀哉(TBSテレビ報道局解説室長)「これ、わからない可能性がある。これまでにもあったかもしれない」

   司会のみのもんた「昔は替え玉受験なんてのがあったが、情けないね」

   杉尾「人間として不合格だ」

   みのが新聞記事を紹介していた小林悠アナに「あなたはどこ?」小林「お茶の水女子大です」

   みの 「どうやって受かったの(爆笑)。(こんな投稿に)そんなこと(解答の書き込み)するんじゃないよ、バカと書けばいい」

   八塩圭子アナ「京都大学の問題だとは書いてないから」

   みの「あ、そうか」

   杉尾「まずは携帯は預かるとしても、金属探知機とか、そこまで考えないといけないのか」

   みの「まじめな受験生がかわいそうだよね」

   八塩「公正な入試は大学の責務ですから、それは守らないといけない」

   どうもスタジオはけしからん受験生という受け取り方のようだ。はじめから問題を解こうとせず、ネット投稿に試験時間を使う受験生なんているかな。 ますます愉快犯に思えてくるのだが、どうだろう。

文   ヤンヤン| 似顔絵 池田マコト
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