NZ余震でビル崩落の危険「道は真ん中しか歩けない」

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   がれきの下での生存可能性が急激に低くなるとされる地震発生から72時間が刻々と迫る中、司会の加藤浩次は「100時間以上生存し、救出された例がいくつもある。どうか頑張って欲しい」と切羽詰まって話す。

   阿部祐二リポーターがニュージーランド・クライストチャーチに入り、生々しい被災地の様子を伝えた。

   阿部「今から40分前に、被災者の家族が乗ったバスが崩壊した立ち入り禁止となっているCTVビル近くを走っていきました。
   今でも余震が続いていて、地元の人は道を歩くときには道路の真ん中を歩くようにしています。道の両側の建物が余震で崩落する可能性があるからです」(阿部祐二)

なぜCTVビルだけが

   崩落したCTVビルの前からは、「反対側のビルと後ろのビルは大きな損傷を受けていない。なぜ、このビルだけがこんな崩落を起こしたのか」と伝える。

   加藤「耐震構造に問題はなかったのか」

   「スッキリ!!」はこのビルの構造を昨年調査した東大の神田順教授の話を伝えた。

「エレベーター部分だけが残ったのは、壁に囲まれていたからです。他の部分はスレンダーな柱によって支えられていて振動に弱く、それが全面崩落につながった」

   キャスターのテリー伊藤「被災した人の多くは若者で、大きな夢を持ち留学したと思う。でも大丈夫。いろいろな国の救助隊が駆けつけているのだから、必ず助かる」

文   ナオジン| 似顔絵 池田マコト
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