ニュージーランド第2の都市・クライストチャーチで昨日(2011年2月22日)起きた地震で、「すでに死者は75人に達し、約300人が行方不明となっています」(阿部祐二レポーター)という。ニュージーランドでは昨年9月にも大きな地震が起きているが、今回との違いを東大地震研究所・纐纈一起教授はこう解説する。
「昨年の地震の震源地は農村地帯。今回は都市直下型で震源も浅く、そのため被害が甚大になった」
がれきの下から日本と通信
被災した富山県の富山外国語専門学校の生徒11人は依然不明だ。
MCの加藤浩次「ランチを食べている時に地震に襲われたということで、その安否が心配です」
23人を引率していた講師の亀遊知子さんが、瓦礫に埋まりながら義父に当てた「じしんおきた。生き埋め。息ができない」という携帯メールが日本への第1報だった。
加藤浩次「携帯メールは通話ができなくても、送信できるものなのか」
テリー伊藤「送信と受信の距離は関係なく、リアルタイムでやり取りができるというのが凄い」
亀遊さんのほかにも、「足がはさまれている。しびれて感覚がない」と、日本の母親からの携帯通話に応答した男子生徒もいる。こんな時に冷静に携帯電話でやり取りする冷静さもすごい。
文
ナオジン| 似顔絵 池田マコト