司会のみのもんたが「いま国会議員は何をすべきか。あんなことをしているときじゃないでしょう」という。国会では菅首相が「どれだけ呆れられているか、国民に聞いてみましょうか」などと野党・自民党から罵詈雑言を浴びているが、では「朝ズバッ!」が国民に聞いてみましょうというわけで、「呆れるばかりの『永田町』に贈る…これが国民の声だ」と巷の声を集めてきた。
◆民主党に対して(職業、世代、前回衆院選投票先)
◇ 「がっかりだ。ここまでできない、幼稚だと思わなかった。小学生、中学生レベル。怒りがこみあげる」(自営業、50代=民主党)
◇ 「日本が苦しいときに子ども手当をもらって、後もっとひどくなるのは困る」(主婦、40代=民主)
◇ 「民間は民間ですきにやって、その方がいいのかな。期待してない」(会社員、40代=民主)
◇ 「自民を断ち切って新しい動きを期待したのに、汗をかいてない。カッコばかり」(NPO職員、70代=民主)
◇ 「ごたごたは強いリーダーがいないから。新しい人に」(東大生、20代=民主)
◇ 「政治家も少し減らして、給料も減らせばいい」(製造業、70代=無所属)
◇ 「何も決められない、何もやってくれない。時間のムダ」(農業,60代=自民)
◇ 「もう少し見てやる目が必要。すぐはうまくいかない」(製造業、70代=民主)
◇ 「失敗だった。公約何も果たしてない。次は自分の名前を書くか」(漁業、50代=民主)
◇ 「いうだけムダ。日本は終わっていくよ。オギャーと生まれた赤ん坊が借金背負ってる」(漁業、50代=民主)
◇ 「国会見てきたけど、小沢の金とかばかり。国民の政治というより自分たちのことばかり」(無職、60代=みんなの党)
◇ 「農業の悩んでいる声を聞いてほしい。戦略を立てて」(農業女性、70代=民主)
次の選挙こそ本気で投票
◆野党に対して
◇ 「足引っ張ってるだけ。あんたたちがやったことだろう。自分たちが何やったんだと言うことだよ」(自営業、70代=民主)
◇ 「政権とることばかり。もっと協力して。日本のために」(大学生、20代=投票権ナシ)
◇ 「菅さんも弱いけど、自民にも骨のあるのはいないな」(無職、90代=民主)
こうした声に内野雅一(「週刊エコノミスト」編集長)「国民がこれだけ政治のことを考えて、これだけのことが言えるようになった。素晴らしい。今度の選挙では、本気で考えて投票する人がきっと増えるだろう」
みの「税金泥棒といわれないような議員が増えてもらわないと。心ある政治家の集団が現れてやり直すしかない。国民の中からこういう声が出ていることを早く感じ取って」